■質問内容
子供がテニスの試合をするようになったのですが、
テニスはいろいろなマナーやルールがあって
親としても何を教えてあげればよいのかわかりません。
試合をするようになったら、基本的に知っておくべき
マナーやルールを教えてもらえると助かります。
◆回答
了解しました。
私達ミニッツのコーチ達が普段レッスンしていて
試合をする上で必要だと感じて、教えていることを
記載してみますので参考にして下さい。
◆よくあること【ルール編】
Q:ポイントの数え方がわかりません。
A:ミニッツでの子供への教え方なのですが、
慣れないうちは、1、2、3、4点で勝ち。と憶えさせて
しっかりわかってきたら次に4点で1ゲームに変わり
その1ゲームを3つ集めたら勝ち(3ゲーム先取で勝ち)
と憶えてもらいます。
ポイントとゲームの関係がわかってきたら、次に
正式なポイントの数え方
1=15(フィフティーン)
2=30(サーティ)
3=40(フォーティ)
3-3になったらデュース、そしてアドバンテージを教えます。
(アドバンテージサーバー、レシーバーのしくみを伝える)
子供が慣れない内は、親さんやコーチが審判役をしてあげて
何度も試合をさせていくうちに、自然と理解するようになると
思います。
あと、兄弟やチームメイトの中でちゃんとしたルールを知っている
子供がいる場合は、子供同士教え合うことで理解が早まることも
よくあります。
ここまでわかってこれば、3ゲーム先取ではなくしっかりと1セットマッチ
(6ゲーム先取)まで教え、最後はタイブレークの仕組みや3セットマッチを
教えることにより完全にテニスのルールを理解するようになると思います。
年齢と練習量にもよりますが、例えば小学2年生のお子さんであれば
上記順番にて徐々に、丁寧に、教えてあげることにより
だいたい2年間くらいで(小4くらいには)正式なルールで
子供同士でも自由に試合をするようになると思います。
◆よくあること【マナー編】
Q:試合中、隣のコートにボールを入れてしまった時のマナーについて
A:試合中にかぎらず、練習中でも自分達が打っているボールが
隣のコートにボールが入ってしまった場合は、下記のように対応すると良いです。
①ボールが入ってしまったお隣のコートの状況を観る。
↓
②試合の途中でストロークの打ち合いをしている。
↓
③むやみやたらに勝手にコートに入らず、プレーが切れるのを待つ。
待つ時も隣のコートに入らず、自分のコートで待つ。
↓
④プレーが切れたら、隣の方に迷惑をかけている場合が多いので
ちゃんと『すみません』と隣の方に伝えてボールを走って取りに行く。
(ボールを取って渡してくれた場合は『ありがとうございます!』と感謝する)
↓
⑤自分のコートに戻ってプレー再開。
*最後に*
ルールやマナーを憶えたあとは、子供本人に自由に楽しくテニスを
させることが一番だと思っています。
子供同士、勝手に試合をするようになると観ているだけで
大人も本当に楽しくなると思います。
テニス大好き、スポーツ大好きな子供が増えると良いですネ。
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